キャリアデザインのすすめ

仕事とライフスタイルに悩む弟妹達へ。人生は自分でデザインしよう。

その努力、もしかして無駄?

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もし、あなたがもう何年も同じフィールドでかなりの努力をしているのに仕事の結果が伴わない場合は、努力する場所(フィールド)が本当にそこでよいのかどうか再考する必要があるのではないでしょうか。

 

目次

☆ 努力する習慣はすばらしい

☆ 「努力は決して裏切らない」は嘘?

☆ 適材適所

☆ 努力が実る場所をみつけよう 

 

 ☆ 努力する習慣はすばらしい

小学生のころ、先生から「努力は決して裏切らない」とよく言われました。

コツコツ努力していれば、必ず報われるから、まじめにがんばりなさい。

普遍的によく言われることですよね。

子供の時に「努力する」「がんばる」経験・習慣を持つことは非常に重要です。

先生や親がある程度教えてくれますし、がんばった結果の成功体験はとても大きな意味をもちます。

失敗しても、努力の結果成功すれば、本当に有益な体験となります。

努力する才能は本当にすばらしい。そして多くの日本人は勤勉でこの習慣を持ち合わせています。

 

 ☆ 「努力は決して裏切らない」は嘘?

ただ、私は経験上「努力は決して裏切らない」というのは嘘だと考えています。

全ての努力が報われるわけではありません。

もちろん、努力する才能はとても大切ですよ。

けれど、実らない努力というものがあるのも事実です。

 特に大人になってからは、よく考えずにやみくもに努力しても

結果がだせず時間や労力を損することがある事実を知りましょう。

効率的に自分の労力をつぎ込み、戦略的にキャリアを設計していくことを考えた事はありますか? 

キャリア設計というと、新入社員には関係ないと思うかもしれませんが、

若い方にこそ、ぜひ意識していただきたいです。スタートは早いほど良いです。

 

もし、あなたがもう何年も同じ仕事でかなりの努力をしているのに結果が伴わない場合は、もしかすると努力する場所(フィールド)が違うのかもしれません。

 

私は中学生のころ、プロのピアニストになりたいと思っていた時期がありました。

実際に毎日数時間練習しましたし、音大に入りたい、プロになりたい、と夢見ていました。

ショパンコンクールで衝撃のデビュー! 日本人女性初○○賞受賞! とか非現実的な妄想してました。

やや中二病的発想 (-_-;)

が、物理的な問題として、手が小さく一部の曲が完璧には弾きこなせませんでした。

そして、根本的な問題として、自分に音楽の才能がないことを明確に理解する出来事が複数回ありました。練習してそこそこ弾けるのと、才能があるのは違いますものね。

私の場合は本当に才能がなかったので、悲しいながらも自分で気づいて別の目標を見つけることができましたが、あのままずっとこだわり続け、音大受験に何度も失敗していたら、そのまま立ち直れなかったかもしれないと思います。何よりも、音楽を楽しむ心はなくなってしまったかもしれません。

私の人生ではおそらく無駄な努力となるピアニストになる為の猛特訓をやめたことで、音楽は趣味として楽しみ、部活や友達との時間を確保できました。

 努力が無駄だとはいいませんが、この場合美しい果実をみのらせることは明らかに難しいです。

サハラ砂漠で水耕稲作は無理ですよね。

 

☆ 適材適所

自分が持っている才能や与えられた条件をよく吟味したうえで、自分の努力が実るフィールドでがんばる、というのはとても大切な発想です。

20代のうちは社会にでたばかりで何が得意なのかよくわからないかもしれません。

ですが、得意なこと、好きなこと、他人から評価してもらえる特技、あまりストレスなく遂行できる仕事、こういった事は大切です。

それを生かせる職場や職種で努力することは、結果的にたいへん効率的かつ合理的なのです。

 

適材適所という言葉があります。

例えば、ある地中海料理レストランで几帳面な職人気質のドイツ人がシェフを担当し、

マンジャーレ・カンターレ・アモーレ(食べて歌って恋をしよう)がモットーのイタリア人が会計担当のレストランがあったらどうでしょう?

おそらく、イタリア人がシェフ担当、ドイツ人が会計担当のほうがお互いストレスなく本人たちもお客様もハッピーなのではないでしょうか。

(もちろん素晴らしいドイツ人シェフや几帳面で的確な仕事ぶりのイタリア人会計士もたくさん実在します)。

食にかかわる仕事といっても、いろいろな業種がありますよね。

得意な人、能力のある人がその担当になったほうが良いのは誰でもわかります。

 

ほかの例として、ファッション業界で働きたい方はどうでしょう。

アパレルメーカーの中には多様な業種があります。

ー クリエイティブなデザイナー

ー 空間能力に優れて2次元のデザインを立体化イメージできるパタンナー

ー 緻密な作業で商品を完成させる縫製担当

ー お客様対応が上手な店員・営業マン

ー 簿記資格をもつ会計担当

ー ブランディングマーケティングのセンスがある広報担当 

ー すべてを統合し経営戦略を練る経営陣

ー 抜群のスタイルで商品を魅力的に着こなすモデル

 

どうしてもファッションが好きで、その業界で働きたいのであれば、成功したいのであれば、あなたが得意な職種について経験を積み努力したほうがよいのです。

幸い、会社というのは、たくさんの人を集めて役割分担ができます。

あなたが得意な部署で雇ってもらえればいいわけです。

起業して社長になれば、自分ができない特殊な仕事は専門家や従業員を雇うことができます。

自分が得意なフィールドで努力しましょう。

 

☆ 努力が実る場所をみつけよう 

20代の若者は自分が何に向いているのかわからないことが多いでしょう。

自分の希望と関係なく会社が決めた部署に配属されたり、親が強く望んだ職業についているかもしれません。 

そんな方も、ぜひ自分の得意分野を意識して探してみてください。

20代のうちにいろいろな経験をしなさい、といわれるのはまだ知らない自分の未知の才能に出会うためでもあるのです。

 

好きなことをあきらめる必要はありません。好きなことこそ、がんばれます。

かつ、ぜひ努力しがいのあるフィールドでがんばることをお勧めします。

そしてそこでたくさんの努力を積み重ねましょう。

その努力は花開き実を結ぶ可能性がとても高いはずです。

 

「本日のポイント」

自分が持っている才能や与えられた条件をよく吟味したうえで、自分の努力が実るフィールドでがんばる、というのはとても大切な発想です。

効率的に自分の労力をつぎ込み、戦略的にキャリアを設計しましょう。

弟妹達の努力が将来美しい花をさかせますように。