キャリアデザインのすすめ

仕事とライフスタイルに悩む弟妹達へ。人生は自分でデザインしよう。

上司に質問したいけど面倒がられるのはなぜ(?_?)

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新入社員の弟妹達、新人のうちはわからない事がたくさんありますよね。
そんな時、上司や先輩に質問したいのに、面倒くさそうにされませんか?
なんとなく質問しにくい雰囲気がありませんか?
どうしてそんな状況になるのか、考えてみましょう。そして上手に質問できるようになりませんか。
 
【ポイント】相手の視点でものをみる :上司・先輩と新入社員の視点の違いを知る
 
自分と他人の視点や常識はちがいます
あなたが「良い」と思うことがいつも正しいとは限りません。
あなたが「丸い」と思う形を、相手は「四角い」形と認識していることもあるのです。
何事も相手がどう考えるかということを想像してみましょう。
 
新入社員の方で、「上司や先輩が仕事を教えてくれない」、「質問しにくい」、「何を質問してよいかわからない」、
と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
そんな弟妹達へ、この状況を3つにわけて説明していきます。
 
1.あなたははもう学生ではない
2.上司・先輩側の視点
3.質問するときの注意点
 
1.あなたはもう学生ではない
まず自分の立場を理解しましょう。
新入社員のあなたはもう学生ではありません。
義務教育は国家が義務として与えてくれるものですが、
私立高校、大学、専門学校は学生側が学費を払って学校が教育というサービスを提供します。
学生から人気がでるように、学食・カフェテリアをオシャレに改装したり、人気のある有識者の講義を設定したり、様々なサービスを提供したり、
学校側が学生のために色々してくれるのは、学生がお客さんだからです
最近は少子化で学生の数が少ない為、大学や専門学校は学生に対してのアピールに余念がありません。
学生がこなければ学費収入がなくなり、学校を運営できなくなるからです。
先生が学生の話をじっくり聞いてくれるのも、それが先生のお仕事で学校が先生に給料を払ってくれているからです。
 
今、新入社員となったあなたはもう学生ではありません。全く反対の立場です。お客様にサービスを提供する立場です。
あなた自身が会社に労働を提供してその代価として給料を受け取るのです。もうお客さんではありません。
この事を自覚していないと、「仕事を教えてくれない」「やることを指示してくれない」「○○を供給してくれない」「無料サンプルをだしてくれない」等々、
会社側が何かしてくれないことに不満をつのらせてしまいます。
 
でも、会社はまだ使い物にならない新入社員に、初月からお給料を払ってくれます。
本来であれば、あなたの仕事の成果に対して報酬を払うべきところを、
ほとんど成果にならない(会社に利益をもたらさない)状態であっても、契約した賃金を払ってくれているんですよね。
あなたが仕事を覚えて会社の利益活動に成果を与えてくれるようになるまで、猶予期間を与えてくれている、という考え方ができます
 
新入社員は、会社が支払う給料分の仕事が、まだできていないという事実を自覚しましょう。
 
 
2.上司・先輩側の視点
 
上司・先輩から新入社員をみるとどうでしょう。
 
もし、新人教育をしてくれる職場であれば、あなたは本当にラッキーです。
熱心に教えてくれる先輩がいれば、教えてもらう度に「ありがとうございます」という感謝を伝えましょう。
きちんとメモをとり、終業後にそのメモを見直して復習しましょう
 
そうではない場合、つまり新人教育プログラムがない、指導してくれる上司・先輩がいない、
いても非常に話しかけにくい、等々の場合はどうでしょう。
一人で仕事を覚えて成果を出すことは無理です。
やはり、上司・先輩から教えていただくことが必要です。
 
でも、質問しても面倒くさそうにされませんか?
 
上司・先輩も自身の仕事をかかえて大変忙しいです。
上司・先輩も仕事をして、その対価として会社から給料をもらっています。
新人に教える時間の時給を上乗せしてもらえるわけではありませんし、
教えるよりも自分が処理したほうがずっと早くすむのです。
早く仕事をこなして、早く帰りたいと思うのが当然ではありませんか?
 
学生の時のように、教えてもらうことが当たり前ではありません。
先生が何時間もあなたの進路相談にのってくれた学生時代と同じように上司・先輩を認識してはいけません。
 
上司・先輩からすれば、新人社員の教育は時間外労働であり負担に感じる場合が多いのです。
ですから、面倒がられるのはある意味当然ではないでしょうか。
 
それでも、会社ははやく新入社員に仕事を覚えてもらわなくてはいけませんし、
上司・先輩も若いころは誰かに仕事を教えてもらったはずです。
あなたがお仕事ができるようになれば、上司・先輩も見直してくれるでしょう。
少し頭の中を整理して、上司・先輩にわからないことはきちんと教えてもらいましょう。
 
 
3.質問するときの注意点
 
まず上記のとおり、あなたは学生・お客さんではないこと、上司・先輩はエキストラの時間を使ってあなたに対応してくれていることを認識しましょう。
その上で下記の点に気を付けてみてください。
 
● 質問をまとめる
支離滅裂な質問ほど困ることはありません。
具体的に何を聞きたいのか、きちんと自分の頭の中を整理しましょう。
だらだら雑談してはいけません。要点をまとめ、具体的に説明しましょう。
 
どの案件で、何が問題で、自分が何を知りたいのかを明確に相手につたえなくてはいけません。
質問の内容をノート・メモに書きだして、論理的に説明できるようにしておきましょう。
簡潔な質問で相手の時間を無駄にしないように工夫しましょう。
 
 
● 相手の都合を確認する
上司・先輩も仕事をしています。彼らのタイミング・都合を考えて話しかけましょう。
その際、「○○の件で質問があります。ご都合よい時に10分ほどお時間いただけますか?」
「お客様の○○さんのことで先輩のご意見を聞きたいです。お昼休みに少し話を聞いてもらえますか?」
 
自分の質問についてまずは10分ほど時間がもらえるように声をかけましょう。
10-15分で完結するために、あなたの質問は5分で説明できるようにするのが理想です。
 
もし、その関連で新たな質問ができた場合も、いったん話を切りましょう。
もしくは「お時間まだ大丈夫ですか」と聞きましょう。
相手の都合を考えずだらだら話し続けてはいけません。
 
「ありがとうございました。その件、理解できたと思うので○○してみます。
あと、この事でまだほかに質問があるんですが、もう少し続けてもいいですか?」
 
10分程度の説明であれば支障はありませんが、30分も1時間もかると上司・先輩の仕事に遅れがでます。
まとめて40分よりも、10~15分を3回に分けたほうが相手にとって気軽す。
 
もっと長い相談になる場合は、まとまった時間をつくってもらえるようにお願いしましょう。
 
あなたの要望が明確にわかれば、上司・先輩側も、
「明日一緒にランチしながら話そう」
「来週の同行営業の時に、移動時間に説明しよう」
「こんどの倉庫整理の時に作業しながら話をきこう」
という風に、自分のスケジュールのなかにあなたとの時間を組み込んでくれるでしょう。
 
一番困るのは、こちらの都合を考えずに支離滅裂な質問をしてくるケース。
 
そして、一番イライラするのは、かまってちゃん。困っている雰囲気をつくって、まわりが「どうしたの」と聞いてくれるのを待っているようなタイプ。
あと「質問があるんですけど…」だけ言って黙り込むタイプ。
はっきりと、質問があるので時間を作ってほしいことをお願いしましょう
 
 
● 結果を報告する
質問してアドバイスをもらったあと、その結果を感謝の言葉とともに報告してみましょう。
うまくいった報告は相手もうれしいはずです。「教え甲斐があるな」と思われるのは良いことですよ。
うまくいかない場合は、新たな問題点やわからない点を伝えてみましょう。
上司・先輩も別の解決策を思いついて、教えてくれるかもしれません。
場合によってはあなたが不得意な分野をいち早く察知してくれるかもしれません。
 
 
● 効果的なひとこと
お世辞はすぐバレますが、素直な感謝は何度でも伝えましょう。
「お時間いただいてありがとうございました」
「教えて頂いて助かりました、ありがとうございます」
お礼は必ず言いましょうね。
 
「今日のポイント」
自分の立場、相手の立場を理解しましょう。相手の視点でものをみる事が大切です。 
簡潔な質問で相手の時間を無駄にしないように工夫しましょう。
弟妹達の仕事が少しでも楽しくなりますように。