キャリアデザインのすすめ

仕事とライフスタイルに悩む弟妹達へ。人生は自分でデザインしよう。

実家が汚屋敷という悩み:「親家片」と高齢者の心情

この記事は3部作になっております。各記事だけ読んでもご理解いただけるようにリライトいたしました。

 

9月15日実家が汚屋敷という悩み:ゴミマンション片付け壮絶体験談

 

9月16日(当記事):実家が汚屋敷という悩み:「親家片」と高齢者の心情

 

9月16日実家が汚屋敷という悩み:仕事しながら親家片・介護できる?キャリアスイッチON/OFF

 

 

☆ もはや流行語「親家片」「汚屋敷」

☆ 将来介護する側の都合

☆ モノを貯めこむ親の心情

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☆ もはや流行語「親家片」「汚屋敷」 

 

40代以上の方で実家が汚くて困っている方は絶対たくさんいるはずです。

「実家」で検索すると、「汚い」「片付け」「しんどい」等のキーワードが出てきますし、「親家片/おやかた」「汚屋敷/おやしき」はもはや流行語かと思うほどあちこちで目にするキーワードですね。

 

うちの実家もかなりの汚屋敷で、

とにかく大量のものがあふれていました。

 

まだ両親が動けるうちはいいかもしれません。

でも、モノにつまづいてケガをしたり(入院を機に寝たきりに)、

目が悪くてカビや埃に気づかなかったり(不衛生・食中毒リスク)、

そのうち足腰が弱れば2階は完全放置されることになります。

 

私も何とかしなければと思い、

「親家片」:親の家の片づけ  で有名な安東英子先生の書籍を購入し、数年前に準備を始めました。

 

安東英子さんのブログはこちらです ↓

*安東英子の素敵な暮らしの扉*片付け~収納~家づくりのブログ! | 美しい暮らしの空間プロデューサー安東英子の素敵な暮らしの扉-片付け~整理整頓~収納~家づくり!

 

お勧め本はこちら。コンパクトにまとまっていて、我々が心の準備として一読すると具体的なイメージが浮かんできます

該当する方はぜひ親の心のケアも考えてあげてください。

 

親の家の片づけ 決定版 (Lady Bird小学館実用書シリーズ) [ 安東英子 ]

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感想(8件)

 

 

 

☆ 将来介護する側の都合

 

私自身は、自分が両親の老後を看るつもりでいます。

自分で小さな会社を経営していますが、クラウド化や、外注システムを整備、主要スタッフの理解・協力もあって、仕事はかなり自由のきくスタイルになりました。

できれば、実家の近くで次に計画中のインバウンド事業の事務所を持ちたいと思っています。

 

そして、私は40代になりましたので、あと5~10年以内に女性更年期に入ります。

人によっては更年期障害の症状がかなりつらいらしく、

もし自分の体が不調の時に、親家片や介護が同時にやってきたら困る!とずいぶん前から感じていました。

 

ですので、今のうちにできる限り、実家を介護しやすい状況しようと計画しているわけです。

 

両親(現在とても元気です)は非常に夫婦仲がよく、地元にも友達がいて離れたくないようですので、できる限り家で看ることができればイイなと考えています。

私一人がすべてのケアをするのではなく、

デイサービスと、定期的な清掃サービス、家政婦サービスも使うつもりです(もう少し収入を増やすべく、トライ中です)。

介護AIロボができれば、ぜひ使ってみたいですね。

 

まずは汚屋敷を片づけ ⇒ リフォームか建て替えという流れです。

片付けはかなり済みましたので、ずいぶん肩の荷がおりました。

これで、1年以内に建て替えができれば理想的です。

 

 

 世の中のニュースをみていると、時々、

親の介護のために会社を辞めて、自分も腰痛などで体を壊し、共倒れになりそうで苦しい、という内容を聞きます。

こういうことにならないように、行政がもっともっとしっかりすべきですよね。

 

ただ、行政が現状を変えるのを待っていても仕方がありません。

 

私は、両親の介護が始まっても、

①複数の収入源を管理し

②自分の体への負担は減らし(家政婦・清掃サービス活用)、

③両親死後の自分の人生のことも考える(自分の時間を確保)、

という3つを重視したいと思っています。

 

その為に、様々な準備をしているところです。

まだ、準備不足のこともありますし、人生には想定外のことがたくさん起こりますから、

すべてがうまくいくかどうかはわかりません

 

でも、ある程度、自分がどうしたいのか想定をしておくことはとても大切だと思うのです。

 

 

介護する側の都合も明確にしておいたほうが良いのではないでしょうか。

 

 

☆ モノを貯めこむ親の心情

 

さて、実際に汚屋敷を片づけるにあたって、親との衝突は避けられません。

私も一度、大喧嘩をして親を泣かせてしまいました。

つらかったです(:_;)

 

安東英子さんの本にも書いてありますが、

子供が一方的に片づけろ、といっても親は動きません。

親にも色々な心情や思いがあるのです。

私はそれを無視して大喧嘩をしてしまいましたが、みなさんはぜひ、親御さんと向き合う前に、彼らの気持ちも理解してあげてください。

 

なぜ、彼らがガラクタを貯めてしまうのか、実家が汚屋敷になってしまうのか、原因や傾向があると思うのです。

 

例えば、昨日お話ししたゴミ・マンションの伯母の場合は、

どうやら退職後さみしくて買い物依存症だったと思われます。

 

使わないものを大量にデパートで買う、開封さえしていない商品が部屋を埋め尽くす、といった感じです。

加えて、足腰が悪いので掃除ができず、お風呂場や台所からどんどん汚れていきました。

 

伯母の場合は老人ホームに入居しましたが、

根本的な問題がわかっていなければ、仮に部屋を清掃しても、また数か月後には同じ状態になっていたと思います。

 

 

うちの両親の場合は

有機ゴミはないのですが、とにかく何でも捨てられない性格が災いしていました。

 

スーパーのレジ袋、プリンのプラスティックカップやジャムの空き瓶(きれいに洗浄済み)、デパートの包装紙、お菓子が入っていた空箱・缶、温泉旅館でもらったタオルと歯ブラシ、服の値札・タグと予備ボタン、パソコンが梱包されていた発泡スチロールと外箱、レシート、すでに手放した家電の取扱説明書、30年前の雑誌、使わない試供品・・・

何でもとっておくんです。

 

口癖は「何かに使えるから」「もったいないから」

私からみたらゴミです。

 

そして、そのゴミを段ボールにそれぞれ仕分けして、ていねいにラベルをはって、大切に保管してしまいます・・・ (´・ω・`)

 

両親(団塊の世代)は戦後すぐ生まれたので、まだモノや食料が足りない経験をしていますし、オイルショックの時にトイレットペーパーを買いだめすることや、震災を体験してきました。

ですから、モノを捨てられないんですね。

 

  

冷蔵庫も常にパンパンです。

現在老夫婦2人暮らしのはずなのに、かつて5人家族だったころよりも大きなサイズの冷蔵庫に、食品がギッシリ詰め込まれているんです。

自転車で5分の距離に複数スーパーマーケットがある便利な地域にもかかわらず、買いだめが習慣化

一度、夏に長時間停電になったとき、半分以上廃棄したそうです・・・。

  

調理器具も、巨大な鍋が大量に。

え? 食堂ですか?っていうくらい鍋がたくさんあります(謎)。

 ↑

後に判明。母の実家(つまり祖母宅)を処分した時にもったいないので持って帰ってきたそうです。

 

これら食に関する貯めこみも、

やはり、子供の頃・若い頃のトラウマが影響しているのだと思います。

 

両親が子供の頃は、今のように食も豊かではなかったそうです。

父が20代の頃はコンビニや売店もなく、夜遅く仕事が終わって寮に帰っても食べるものがないため、いつも空腹でなかなか眠れなかったそうです

会社に入ってモリモリ仕事をしていたけれど、20代でとにかくおなかがすいていた、というトラウマがあるのですね。

 

 

うちの場合は、冷蔵庫の中身を一緒に整理して、

何でも冷凍する癖を改善中です。

 

あと、冷凍食品でストックするのではなく、

災害用の備蓄もかねて、缶詰やレトルト食品を一定数ストックするようにしました。

 

半年に一度、中身をチェックして、賞味期限が1年以内のものはストック箱から出して、近々たべるようにします。

そして、減った数量をまた新たに買い足して、ストック箱を満杯にして、備蓄倉庫へ戻します。

 

これで、何かあっても2―3週間分の食料は問題ないよ、と目視できて、両親も少しは安心できます

何となく、冷蔵庫は以前よりも整理整頓ができてきたような気がしますので、効果はあるのでしょう。 

 

 

 

☆ まとめ

 

汚屋敷の親家片は膨大な時間と労力がかかります。

 

先送りしてしまいがちですが、

汚屋敷のまま、親が倒れたら、救急車のタンカさえ室内に入れないかもしれません。

ヘルパーさんや家政婦さんを頼んでも、汚屋敷だと継続的に来てもらうことは難しいでしょう。

 

病人をかかえて掃除をするたいへんさを思えば、

親に協力してもらい、時々、便利屋とか何でも屋を1日オーダーして

大物家具を捨てるなど、今から少しずつ進めていった方が絶対いいです。

 

ご自分の都合もしっかり考えながら、ぜひ具体的に計画してはいかがでしょう。

親家片、親が一日でも若いうちにスタートしたいものです

 

兄上姉上&弟妹達、ご実家のこと、いちどきちんと考えてみませんか?